秋田県の自殺対策は、「秋田モデル」と呼ばれ、全国的に注目を集めています。

「秋田モデル」には次の5つの特徴があります。

  1. 全県規模のモデルである。
  2. 民間主導型である。
  3. 民間団体「秋田・こころのネットワーク」が地域活動を展開。(2006年)
  4. 秋田ふきのとう県民運動実行委員会の設立。(2010年)
  5. 民間団体、秋田大学、県・市町村と新聞社の「民・学・官・報」が連携している。

「秋田モデル」を一口で言うならば 民間主導型の社会モデルといっていいでしょう。この代表的な機関が、2010年に設立した「秋田ふきのとう県民運動実行委員会」です。県知事と秋田大学副学長を顧問とし、自殺予防に必要なありとあらゆる団体(県内全市町村、医師会、看護協会、民生児童委員会などの166団体)が加入しております。